こんにちは。
ロカナビで東急東横線・学芸大学エリアを担当しているはるちゃんです。今回は、世田谷区野沢にある少しユニークな公園「のざわテットーひろば」を取り上げます。
住宅街の中に立つ白い送電鉄塔。その足元に、子どもたちがのびのび遊べるスペースが広がっているのをご存じでしょうか。外からは想像しにくい、地域に親しまれている遊び場です。
鉄塔下に広がる遊び場
世田谷区野沢三丁目の住宅街に、ひときわ目立つ白い送電鉄塔があります。高さ約47.8メートルのその鉄塔の足元に広がっているのが、「のざわテットーひろば」です。幅およそ10メートル、奥行き約50メートルという細長い敷地が特徴で、地域では親しみを込めて「テットー」と呼ばれています。
2002年に乳幼児向けの遊び場として開設され、今年で20年以上が経ちます。一般的な公園とは異なり、ここは私有地として運営されています。隣接する土地の所有者が、もともとマンション建設が予定されていた場所を取得し、地域の子どもたちのために開放したという経緯があります。住宅街の中で、子どもたちが安心して遊べる場として大切に守られてきました。
自由な遊びが魅力的!テットーの楽しみ方
このひろばの大きな特徴は、一般的な公園に比べて制限が少ない点です。ボール遊びや木登り、泥遊びなども可能で、子どもが自分の発想で遊びを広げられる環境が整っています。「やってみたい」と思ったことに挑戦しやすい空間です。
敷地内には水に触れて遊べる土のスペースがあり、すべり台やおままごとエリア、ツリーハウス風の設備など、想像力を刺激する要素がそろっています。季節によってはすべり台を活用した水遊びも行われることがあります。
室内スペースも利用可能
中央には「みどりのやねのおうち」と呼ばれる屋内スペースが設けられています。外遊びが難しい乳児でも、絵本やおもちゃで過ごせる場所です。風通しの良い造りで、ひろば全体を見渡しやすい設計になっています。
授乳やおむつ替えができる設備も整えられており、小さな子どもを連れての利用にも配慮されています。
地域で育てる子供たち
「のざわテットーひろば」には常駐のプレーリーダーがいて、子どもたちの様子を見守りながら、ときには一緒に遊びに加わっています。さらに、地域の人たちがボランティアとして交代で“お当番”を担当し、ひろばの運営を支えています。
プレーリーダーの野本美優さんは、ここに通う子どもたちの特徴について、「年上の人とも自然に会話ができる子が多い」と話しています。お当番には子育て世代だけでなく、祖父母世代の方も参加しており、家庭以外の大人や年上の子どもと関わる機会が日常的にあることが、コミュニケーション力の土台になっているといいます。
開設から20年以上が経ち、かつてこの場所で遊んでいた世代が、今度は自分の子どもを連れて訪れるケースも増えているそうです。世代を越えて受け継がれる存在として、地域に根付いた居場所になっています。
イベント!季節の楽しみ
のざわテットーひろばでは、季節に合わせた催しが企画されています。親子で参加できる料理体験では、まつぼっくりをイメージしたお菓子や、さつまいもを使ったスイーツ作りなど、子どもが楽しめる内容が用意されることもあります。
冬の時期には味噌づくりや書き初め、音楽と絵本を組み合わせた時間など、創造力や感性を刺激する企画が行われます。夏は水や泥を使った遊び、秋には地域交流を兼ねたバザーなど、年間を通して多彩な取り組みが続いています。
また、「テットーはたけ部」と呼ばれる活動もあり、バケツで稲を育てる体験などが実施されています。土に触れ、植物を育てる過程を通して、食べ物や自然への理解を深める機会となっています。
アクセスについて
基本情報
所在地:東京都世田谷区野沢3-14-22
電話:03-3418-9950
開園時間:10:00~17:00(11月~1月は16:00まで)
休園日:木曜・日曜(祝日は開園)
利用料:無料
アクセス
・東急東横線「学芸大学駅」西口より徒歩約12分
・「野沢三丁目」バス停から徒歩約2分
・「野沢交番」バス停から徒歩約5分
・「駒沢陸橋」バス停から徒歩約5分
・「下馬六丁目」バス停から徒歩約5分
駐車場について
専用の駐車スペースは設けられていません。公共交通機関の利用が基本となります。車で訪れる場合は、周辺の時間貸し駐車場を利用してください。
利用者の感想
利用者からは、「周囲を気にせず思いきり遊べる」「自由度の高い環境がありがたい」といった声が寄せられています。一方で、設備面の充実を望む意見も見られますが、のびのび過ごせる空間として評価されています。
住宅街の中にある鉄塔の下という立地も印象的で、訪れると入口付近に自転車が並び、多くの親子でにぎわう様子が見られます。
実際に訪れてみると、子どもたちが自分のペースで遊びを広げている姿が目に入ります。とくに暑い時期の水遊びは人気が高いため、着替えを準備しておくと安心です。
まとめ
のざわテットーひろばは、子どもが自由に過ごせる場であると同時に、地域の人たちが自然とつながれる場所でもあります。遊びを通して子ども同士が関わり、大人も子育てについて語り合える、そんな空間が広がっています。
鉄塔を目印に足を運べば、住宅街の中とは思えない開放的な雰囲気に出会えます。いつもとは少し違う遊び方や、人との交流が生まれるかもしれません。
日々の暮らしのなかで、安心して立ち寄れる居場所のひとつとして、のざわテットーひろばを訪れてみてはいかがでしょうか。
※記事は公開情報をもとにまとめています。利用方法や開園状況などの最新情報は、公式の案内をご確認ください。


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